これは,HSR(SIGVerse)を動かすために必要なパッケージです. ロボットのmeshやdiscriptionはここでinstallします.また物体把持やポーズの関数もこのパッケージで指定しています.
ここで,本レポジトリのセットアップ方法について説明します.
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まず,以下の環境を整えてから,次のインストール段階に進んでください.
System | Version |
---|---|
Ubuntu | 20.04 (Focal Fossa) |
ROS | Noetic Ninjemys |
Python | 3.8 |
Note
Ubuntu
やROS
のインストール方法に関しては,SOBITS Manualに参照してください.
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ROSの
src
フォルダに移動します.$ roscd # もしくは,"cd ~/catkin_ws/"へ移動. $ cd src/
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本レポジトリをcloneします.
$ git clone https://github.com/TeamSOBITS/hsr_sim_common
-
レポジトリの中へ移動します.
$ cd /hsr_sim_common
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依存パッケージをインストールします.
$ bash install.sh
以下のコマンドを入力して,HSRを動かすための環境設定を行います.
この設定は,初回のみに行う作業ですので,1度行ったことのある人は飛ばしてください.$ roscd hsr_sim_common $ chmod 755 install.sh $ sudo ./install.sh $ roscd hsr_sim_common/src $ chmod 755 *
-
パッケージをコンパイルします.
$ roscd # もしくは,"cd ~/catkin_ws/"へ移動. $ catkin_make
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- HSRの起動する機能をパラメータとしてminimal.launchに設定します.
roslaunch hsr_sim_common minimal.launch ...
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exampleフォルダに入ってある, grasp.pyを参照してください.
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grasp_to_target_coord 指定した3次元座標に存在する物体をHSRが把持する関数
-
open_gripper グリッパーを開く関数
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close_gripper グリッパーを閉じる関数
※ exampleに関しては随時追加予定です。
hsr_sim_commonパッケージのjoint_controller.py(hsr_sim_common/src)の関数を呼び出すことでHSRを以下のようなPose(姿勢)にすることができます.
左から
用途:自律移動をする際に用いるpose(姿勢)
説明:アームが移動中に衝突しないようにする姿勢
関数名:move_to_initial_pose(joint_controller.py)
用途:物体認識の際に用いるpose(姿勢)
説明:物体を認識する際に,カメラのフレーム内にアームが映らないようにする姿勢
関数名:move_to_detecting_pose(joint_controller.py)
用途:物体の高さを計測する際に用いるpose(姿勢)
説明:この姿勢を用いることで,物体の高さを求めることができ,安全な物体の配置が可能
関数名:move_to_measurement_pose(joint_controller.py)
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- exampleファイルの修正
- OSS
- ドキュメンテーションの充実
- コーディングスタイルの統一
現時点のバッグや新規機能の依頼を確認するためにIssueページ をご覧ください.
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