Microsoftが作成したAzure Kinect ROS Driverを基に,ROS Noetic
にも対応させたレポジトリです.
さらに,実際のカメラの特性に忠実で,更新されたURDF
ファイルをサポートしています.
(上に戻る)
ここで,本レポジトリのセットアップ方法について説明します.
(上に戻る)
まず,以下の環境を整えてから,次のインストール段階に進んでください.
System | Version |
---|---|
Ubuntu | 20.04 (Focal Fossa) |
ROS | Noetic Ninjemys |
Note
Ubuntu
やROS
のインストール方法に関しては,SOBITS Manualに参照してください.
(上に戻る)
- ROSの
src
フォルダに移動します.$ roscd # もしくは,"cd ~/catkin_ws/"へ移動. $ cd src/
- 本レポジトリをcloneします.
$ git clone https://github.com/TeamSOBITS/azure_kinect_ros_driver
- レポジトリの中へ移動します.
$ cd azure_kinect_ros_driver/
- 依存パッケージをインストールします.
$ bash install.sh
Note
install.shを実行することによって,必要とされるAzure Kinect SDK (K4A)が自動的にインストールされます.
- パッケージをコンパイルします.
$ roscd # もしくは,"cd ~/catkin_ws/"へ移動. $ catkin_make
(上に戻る)
カメラ単体で使用する場合は,driver.launchを次の手順で実行してください.
- 必要に応じてdriver.launchのパラメータを更新してください.
<!-- Add Prefix to tf frame. It typically contains a trailing '_' unless empty. --> <arg name="tf_prefix" default="azure_" /> <!-- Add cover to camera --> <arg name="add_cover" default="true" /> <!-- Visualize Rviz --> <arg name="open_rviz" default="true"/> ...
Note
使用したい機能に応じて,true
かfalse
かに書き換えてください.
- driver.launchというlaunchファイルを実行します.
$ roslaunch azure_kinect_ros_driver driver.launch
Note
カメラのパラメータを変更する場合は,usage.mdを参照してください.
(上に戻る)
Azure Kinect ROS Driverが正常にインストールされたかどうかを確認するために,install.shでインストールされたk4a-tools
のk4aviewer
を実行してみます.
-
k4aviewer
を起動します.$ k4aviewer
-
Open Device
という項目の中に,カメラを指定します.
Note
Azure Kinect
が認識されない場合があります.その時は,Refresh Devices
というボタンを押してみてください.問題が直せない場合は,ライトの意味を参照にして,USBの接続を確認してみてください.
-
カメラと接続ができた場合,必要に応じてカメラのパラメータを更新してください.
-
最後に,
Connect
ボタンを押し,カメラを起動します.
(上に戻る)
実機を動かす前段階として,Rviz上でAzure Kinect DKを可視化し,カメラの構成を表示することができます.
$ roslaunch azure_kinect_ros_driver display.launch
(上に戻る)
Azure Kinect ROS Driverがデフォルトとして用意している骨格検出のデモプログラムを実行できます.
- driver_with_bodytracking.launchというlaunchファイルを実行します.
$ roslaunch azure_kinect_ros_driver driver_with_bodytracking.launch
Note
実行・操作方法の項目に示されているように,driver.launchというlaunchファイルを必要に応じてパラメータを修正してください.
(上に戻る)
Azure Kinect ROS Driverがデフォルトとして用意しているRtabMapのデモプログラムを実行できます.
- slam_rtabmap.launchというlaunchファイルを実行します.
$ roslaunch azure_kinect_ros_driver slam_rtabmap.launch
Note
実行・操作方法の項目に示されているように,必要に応じてパラメータを修正してください.
(上に戻る)
- OSS
- ドキュメンテーションの充実
- install.shの更新
現時点のバッグや新規機能の依頼を確認するためにIssueページ をご覧ください.
(上に戻る)
(上に戻る)