Azure Pipelinesの除外パス指定が機能していないらしい

[berryzplus]

問題内容

#1500 の仕様説明で妙なコメントを見たのでissue化しておきます。

変更対象(YAML)の仕様については公式サイトを参照してください。
https://docs.microsoft.com/en-us/azure/devops/pipelines/yaml-schema?view=azure-devops&tabs=schema%2Cparameter-schema#triggers

明記されていませんが、AppveyorともGitHub Actionsとも異なる仕様があるようです。

パスに指定できるのは、英字で始まる相対パスです。
パスの一部に*記号を入れることでパターンを指定できます。
GitHub Actionsと異なり*を含むパターンを引用符でくくる必要はありません。
つまり既存コードにある'**/*.md'も機能していません。

再現手順

拡張子mdのファイルを編集したコミットをpushします。

拡張子mdのファイルは除外パスに含まれているので、
Azure Pipelineビルドは走らないことが期待されますが、
除外パスが機能してないのでビルドが走ってしまう、ということかと思います。

再現頻度

不明です。
言われてみれば、前にREADME.md変更のPR出したときにAzure Pipelinesビルドが走っていたような気がします。

問題のカテゴリ

• ビルドの問題
  • Azure Pipelines

関連 issue, PR

#1500
#1259

[berryzplus]

考え得る対策（その１）

先頭がアスタで始まるパターン指定が効かないようなので、
ルート直下に置いたmdファイルは各個別に除外指定を書いたらいいはずです。

ルート直下にはmdファイルが15個もありますので、除外パスを15行追加することになります。

[berryzplus]

考え得る対策（その２）

mdファイルを除外させるのを諦めます。

問題なのは、mdファイルだけ編集したときにビルドが走ってしまうことではなく、
「mdファイルだけ編集したときはビルドが走らないように見える」のにビルドが走ることです。
※機能しないことが分かっている設定が残っていることが問題です。

Azure Pipelinesでは除外パスが機能しません、ならそれはそれでいいようにも思います。

[k-takata]

azpのpathsの仕様はこれかな。
https://docs.microsoft.com/en-us/azure/devops/pipelines/repos/github?view=azure-devops&tabs=yaml#paths

• Wild cards are not supported with path filters.

そうなのか…