Discord.js Japan User Group向けの読み上げボットです.
Dockerfileで定義したイメージを使う
まず,.env.example
を参考に.env
ファイルを作成します.
DISCORD_TOKEN=
の後に続けて,Discord Developer Portal
から取得したトークンを記述してください.
次のコマンドを実行すると,ボットが起動します(Dockerがインストールされていることが必要です).
docker run --rm -d --env-file .env ghcr.io/discordjs-japan/om:latest
このボットを起動するには,以下のような準備が必要です.具体的な手順については,Dockerfileを参考にしてください.
.node-version
で指定されているバージョンのNode.jsをインストールする- 依存関係 (
node_modules
) をインストールする- Dockerfileの
deps
ステージに対応します. dependencies
をインストールすることが必要です.
- Dockerfileの
- ソースコードをJavaScriptにコンパイルする
- Dockerfileの
builder
ステージに対応します. - コンパイルには
devDependencies
がインストールされていることが必要です.
- Dockerfileの
- 読み上げ用の辞書をダウンロードする
- Dockerfileの
dictionary
ステージに対応します. - ダウンロードした辞書ディレクトリのパスを起動時に環境変数
DICTIONARY
で指定する必要があります.
- Dockerfileの
- 音声合成用のモデルをダウンロードする
- Dockerfileの
models
ステージに対応します. - ダウンロードしたモデルのパスを起動時に環境変数
MODELS
で指定する必要があります.複数指定する場合は,
で区切ってください.
- Dockerfileの
- ユーザー辞書をビルドする(任意)
- Dockerfileの
user-dictionary
ステージに対応します. - ビルドした辞書のパスを起動時に環境変数
USER_DICTIONARY
で指定する必要があります.
- Dockerfileの
環境変数の一覧はこちらです:
DICTIONARY
:読み上げ用の辞書ディレクトリのパス- 必ず指定してください.
USER_DICTIONARY
:ビルドしたユーザー辞書のパス- 指定しなくても動作します.
MODELS
:音声合成用のモデルのパス- 必ず指定してください.
- 複数指定する場合は
,
で区切ってください.
DISCORD_TOKEN
:Discord Developer Portalから取得したトークン- 必ず指定してください.
For copyright of dependent packages, please see package.json.
Note
HTS Voice is only included in Docker container
Creative Commons Attributions 4.0
- Copyright (c) 2015 Intelligent Communication Network (Ito-Nose) Laboratory, Tohoku University.
Note
naist-jdic is only included in Docker container
BSD 3-Clause License
- Copyright (c) 2009, Nara Institute of Science and Technology, Japan.
- Copyright (c) 2011-2017, The UniDic Consortium
- Copyright (c) 2008-2016 Nagoya Institute of Technology Department of Computer Science
- Copyright (c) 2023, JPreprocess Team